「帰路」
帰路の意味は帰り道
私はずいぶんと遠くまで
自分がブレないように強くあるため
自分で自分を誇れるようになるための旅
「期待に応えるため」
「私が強くあるために」
「経営者として」
「プロとして」
これをずいぶんとやってきた。やりすぎてきた。
そして、遠く遠く。帰ってこれないほど遠くまで私を歩かせてきた。
「もう十分得ているよ。大丈夫。帰っておいで」
温かく、力強さもあり、ふわふわとなんでも包み込んでくれる手。
いつも命と向き合っている二人のセラピストは
私の背中をほぐして緩んでもいいよ。
カラダをゆだねてねって
優しく
「自分に無理をさせない」を教えてくれました。
二人とも自分に向き合って自分を大切にしているからこそ
自分の感情よりも相手の感情を大切にして寄り添いを大切にしている。
時には「自分の感情がわからなくなる」こともあると言う。
「直感と五感を使ってわくわくした人生を楽しんでいます」
「自分の思っていることを言えています。そのことによって自分を大切にできています」
この純粋で自己愛に溢れたアファメーションに
私は羨ましいと思った。
私も自分を愛しているし、自分と向き合う作業はずいぶんやってきた。
「感じたい」
ただそれだけなのに
「期待に応えるため」
「私が強くあるために」
「経営者として」
「プロとして」
これらが純粋に
「感じたい」と願っている
私の邪魔になっていたことに気づいていたけれど
虚勢を張って
「私は何でもできる!」と言い聞かせ
「感じる」ことのフリをやっていたかもしれない。
いや。やっていたことにハッとさせられた。
自分の弱い部分を受け入れてきたつもりだったけど
弱い部分を「感じない」ようにしていたのだと
純粋で初々しい二人のセラピストに教えてもらいました。
ありがとう。
それと同時に私の中にも
形は違うけれども共感できる同じような経験があって
それを思い出すだけでも涙がでる
私の「泣く」という行為が相手の感情を奪って
相手が感情を感じ切ることの妨げになるのではないかと
自分の感情を浮上させることをいつの間にか
やらなくなっていたことに気づいた。
思いを共有すると涙が出る。笑顔が出る。怒りがでる。
それは当たり前で相手の感情を奪っていることではないのだけれども
私の中の「プロであるべき」がそうさせていた。
だから不安になる。
あれ?ここって安心安全の場なのに
もっと高い所へいかなくっちゃ。
自分を鍛えなくっちゃ。
そして
いつの間にか
周りを見渡せは「ひとりぼっち」になっていた。
相手とのコミュニケーションが取れないということではなく
私が自分とのコミュニケーションの取り方を間違っていただけ。
だから
いつも
ひとりになると過去のノイズが頭の中に響き渡って「自己攻撃」へと変わってしまう。
これは私は感受性が豊かだから、余計な周波数を受けやすい
というわけではなく
「過去の私」に執着していたからだと教えてくれました。
過去にやってきた努力も功績も全部私が作ってきたこと
今の私はこの努力と功績を
また一から積み重ねようとしていたけれど
過去の私は「私の強み」でしっかり認めて受け入れてあげないと
ジェンガのようにバランスを崩して倒れてしまう。
確かに今の私は倒れる直前で
それでも踏ん張ろうとしていたな。
もう、そこまでやらなくていいよね。
私が時々感じている「怒り」はどこから来るんだろうと思っていたのだけど
「私が私をいじめていた」そこから来る怒りだということに
射手座の満月の前にこの事に気づけたことが嬉しい。
RE:BONE
生まれ変わりの儀は私にとって最高のギフトになりました
帰路
私が私であるために
ここに帰ってくるために必要な遠い旅
私の内側へ戻ってくるための大切な旅
「私とみんなの世界は安心そのものです」
ここから新しい私を見せていけることがすごく嬉しい
